現場で耀き疾走する傍楽仲間達

当社では、環境負荷低減のために各拠点の製造工程においてさまざまな取組みを行っております。

Case 01 点火コイル生産ライン(SSCライン)

生産ラインのコンセプト

Simple (ムダのない簡素なライン)
徹底したムダの排除
Slim (繊細でスッキリしたライン)
製品体格に見合った省スペース化
Compact (凝縮された密度の高いライン)
生産性・投資効率の追求
従来ライン 新型コイル生産ライン
(SSCライン)
対応生産量 大量生産対応 少量生産対応
生産体系 分断されたライン(まとめ生産型) 編成ロスを考慮した同期直結型
設備 大型設備 小型・集約型設備
設備投資(相対値) 1.0 0.70
設備面積(相対値) 1.0 0.69
電力量(相対値) 1.0 0.70
特徴 大量生産方式に適しているが、大型投資となる 設備投資額・ランニングコスト抑制

現状ニーズに合わせ、低投資・省スペース・高効率化を果たした進化型ラインとして構築されています。

SSC 生産ラインの環境影響効果

従来ラインに比べ環境影響に配慮された設計となっています。

従来型:搬送硬化炉
製品が決められた温度帯の中を移動。
SSC:バッチ硬化炉
製品は炉内で移動せずプログラム制御により温度帯を変化。

硬化炉熱循環効率

SSCバッチ硬化炉の炉内容積は、従来型硬化炉対比大幅に縮小となっており、また全てのバッチ炉に循環・排気設置することで、熱循環効率を50%(従来比)向上可能となる。

硬化炉電力量削減効果

従来型
ブース毎に温度帯が決められているため常時ヒーターON状態しておく必要があり、炉内に製品が無くても高電力を必要とする。
SSCバッチ炉
製品の炉内搬送後にヒーターON状態となり、硬化終了後ヒーターOFF状態にすることで電力量を30%(従来比)節電可能となる。

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